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富良野・ファーム富田|私の好きなラベンダー畑。紫の香りと季節の花を楽しむ旅

富良野・ファーム富田|私の好きなラベンダー畑。紫の香りと季節の花を楽しむ旅

※本記事にはプロモーションが含まれています。

富良野を訪れるたびに、「またここへ来られてよかった」と思わせてくれる場所があります。中富良野町にあるファーム富田です。視界いっぱいに広がるラベンダーの紫、遠くに連なる山並み、そして北海道らしい大きな空。花を眺めるだけではなく、風が運ぶ香りや、畑を歩く人たちの楽しそうな声まで含めて、旅の記憶に残るラベンダー畑だと感じています。私にとってファーム富田は、富良野で大好きなラベンダー畑の一つです。

写真で見る紫の丘ももちろん美しいのですが、実際に立つと印象はもう少しやわらかく、奥行きがあります。濃い紫の畑のそばには、白樺の木陰やほかの色の花畑があり、見る場所を少し変えるだけで景色が変わります。ラベンダーだけを目的に急いで立ち寄るのではなく、香りを吸い込みながらゆっくり歩く時間をつくると、富良野らしい夏をより深く楽しめます。

富良野・ファーム富田のラベンダー畑と色とりどりの花、十勝岳連峰
ファーム富田のラベンダー畑と、手前に広がる花畑。撮影:Chiharu

ファーム富田が好きな理由は、紫一色で終わらないこと

ファーム富田の魅力は、代表的なラベンダー畑だけではありません。園内には「トラディショナルラベンダー畑」「彩りの畑」「森のラベンダー畑」「花人ガーデン」など、表情の異なる畑や庭が点在しています。公式の花畑マップを見ても、ラベンダーを軸にしながら、春から秋にかけてさまざまな植物を楽しめるように整えられていることがわかります。

私が好きなのは、紫を見たあとに、黄色、赤、白、緑へと視線が自然に移っていくところです。ラベンダーの畑だけを正面から撮ると力強い一枚になりますが、手前に色とりどりの花を入れたり、木々や山を背景にしたりすると、富良野の広さまで写し取れます。写真を撮らない時間にも、歩くほどに色の組み合わせが変わるので、何度も立ち止まりたくなります。

私が見た、夏のラベンダー畑

青空の下で見るラベンダーは、写真以上に鮮やかです。畑一面を覆う紫は遠くからでも印象的ですが、近くまで寄ると小さな花穂が揺れ、香りがふっと届きます。広い畑を撮った写真では、空の青とラベンダーの紫がくっきり分かれ、北海道の夏らしい開放感がありました。

別の角度では、手前に赤や黄色の花を入れ、奥に紫の畑と山並みを重ねました。同じラベンダーでも、色とりどりの花を前景にするだけで、景色がぐっと華やかになります。白樺の木立のそばでラベンダーが広がる場所は、強い日差しのなかにも少し涼しさを感じさせる雰囲気でした。さらに花穂を近くから撮ると、背景がやわらかく溶け、香りまで思い出せそうな一枚になります。

青空の下に広がる富良野・ファーム富田のラベンダー畑
青空とラベンダーの紫が印象的な夏の畑。撮影:Chiharu

ラベンダーの見頃はいつ?「この日だけ」と決めないのがおすすめ

富良野のラベンダーといえば7月を思い浮かべる人が多いと思います。ファーム富田の公式案内でも、畑や品種によって開花時期が異なり、たとえば森のラベンダー畑では濃紫早咲とおかむらさきを左右で楽しめると紹介されています。濃紫早咲は6月中旬ごろから、おかむらさきは7月上旬ごろから咲き始める目安が示されています。森のラベンダー畑全体の見頃は、例年7月上旬から中旬が目安です。

ただし、花の咲き方は気温や雨、日照によって前後します。旅行の日程を決めるときは「7月なら必ず満開」と考えるより、公式サイトの花畑情報やファーム日誌で直前の様子を確認するのが安心です。早咲きと遅咲きの品種、ラベンダー以外の夏の花があるため、満開の一点だけを狙わなくても、十分に色彩豊かな景色を楽しめます。

また、初夏にはラベンダーが色づき始め、周囲の草花も次々と咲いていきます。盛夏を過ぎても、彩りの畑や秋の花が旅の景色をつないでくれます。つまりファーム富田は、「一番紫が濃い日」を探す場所であると同時に、訪れる時期ごとの花と光を味わう場所でもあります。予定を詰め込みすぎず、その日に出会えた色を楽しむ気持ちで訪ねるのがおすすめです。

歩くなら見逃したくない4つの景色

まず外せないのは、昔ながらのラベンダー畑の雰囲気を感じられるトラディショナルラベンダー畑です。畑の広がりを正面から見渡すと、富良野でラベンダーを見たいと思っていた気持ちがそのまま満たされます。朝や夕方など光が少し斜めになる時間は、花穂の立体感も楽しみやすいでしょう。

二つ目は、ラベンダーとほかの花の色が重なる彩りの畑です。紫だけではないファーム富田の魅力を写真に残すなら、ここで少し立ち止まりたいです。花の種類や配色は年ごとに変わる場合があるため、いつ訪れても同じ景色ではありません。だからこそ、今回はどんな色に出会えるかという期待があります。

三つ目は木々に囲まれた森のラベンダー畑です。公式案内によると、畑の左右で異なる品種のラベンダーを眺められます。開けた畑とは違い、緑の額縁の中に紫が見えるような落ち着いた景色です。暑い時間帯に少し木陰へ入ると、歩くリズムを整えやすくなります。

白樺の木立とラベンダーが広がる富良野・ファーム富田
白樺の木立のそばに揺れるラベンダー。撮影:Chiharu

四つ目は、小さな庭に多様な植物が共存する花人ガーデンです。公式サイトでは約120種類の植物が紹介されています。広い畑を見たあとに細かな草花へ視線を移すと、ファーム富田の楽しみ方がぐっと広がります。大きな景色と、近くで観察したくなる花の両方があることが、この場所を何度でも歩きたくなる理由です。

時間があればラベンダーイーストにも足を延ばしたい

メインのファーム富田から東へ約4km、車でおよそ7分の場所にはラベンダーイーストがあります。北海道の公式観光情報では、富良野地方におけるラベンダー栽培発祥の地であり、日本最大級のラベンダー畑を楽しめる場所として紹介されています。開園・営業の期間や当日の状況は変わるため、必ず公式の最新案内を確認してください。

同じ富良野でも、場所が変わると畑の広がり方や空の見え方が変わります。移動手段があるなら、メインの畑をゆっくり歩いたあとにラベンダーイーストまで回ると、ラベンダーの景色をより立体的に楽しめます。反対に公共交通機関だけで訪れる日や、暑さが厳しい日は、メインのファーム富田に時間を絞るだけでも満足度の高い散策になります。

写真を楽しむための小さなコツ

写真を撮るときは、畑の中へ入らず、決められた通路から撮ることが大切です。ラベンダーの近景を撮りたいときは、背の低い位置から花穂を手前に入れ、奥の畑や空をぼかすと、混雑していても自分らしい一枚になりやすいです。広い景色なら、空を多めに入れるか、逆に花を画面いっぱいに入れるかを先に決めると構図がまとまります。

私が気に入っているのは、紫だけで画面を埋める写真と、花畑・木々・山を一枚に入れる写真を両方撮ることです。前者はラベンダーそのものの美しさを残せて、後者はその日の富良野の空気を思い出せます。スマートフォンでも、少ししゃがんで花を手前に置くだけで印象が変わります。

富良野・ファーム富田で咲くラベンダーの花穂のクローズアップ
近くで見るラベンダーの花穂。撮影:Chiharu

人気の場所では、通路をふさがないこと、ほかの人が風景を見終えるのを待つことを意識したいです。短い時間でも譲り合えば、みんなが気持ちよく写真を残せます。花は触れずに目と香りで楽しみ、畑を守る行動も旅の大切な思い出にしたいと思います。

カフェ、香りの品、旅のおみやげまで楽しむ

散策のあとには、ラベンダーを使ったソフトクリームや飲み物、香りの製品を楽しむのもファーム富田らしい時間です。旅行記ではラベンダーソフトや香水の舎を楽しみに訪れる人も多く、畑を歩いたあとに香りや味で余韻を持ち帰れるのが魅力だと感じます。混雑する時期は列ができることもあるため、食べたいものが決まっているなら散策の順番を少し工夫するとよいでしょう。

おみやげを選ぶなら、自宅で使う香りものだけでなく、旅を思い出す小さなドライフラワーや雑貨も素敵です。ただし品ぞろえや営業内容は季節で変わることがあります。事前に公式サイトを確認し、現地ではそのときの出会いを楽しむのがいちばんです。

アクセスと訪問前に確認したいこと

ファーム富田は北海道空知郡中富良野町にあります。公式アクセス案内では、旭川空港から車で国道237号経由で約45分、新千歳空港からは占冠インターチェンジ経由で約2時間30分が目安です。夏期にはJR富良野線の臨時駅「ラベンダー畑駅」に観光列車が停車する案内もありますが、運行日や時刻は毎年確認が必要です。中富良野駅からは徒歩約25分という案内なので、暑い日や荷物が多い日は、タクシーやバスの時間も含めて余裕を持たせると安心です。

ラベンダーの最盛期は周辺道路や駐車場が混み合いやすくなります。車で行くなら、出発前に公式の交通・駐車に関する注意を確認し、時間に余裕を持ちたいです。公共交通機関なら、帰りの列車やバスの時刻を先に控えておくと、畑で過ごす時間を落ち着いて楽しめます。帽子、飲み物、歩きやすい靴、日よけになる羽織は夏の富良野散策の心強い味方です。

富良野旅の中で、また訪れたくなる場所

富良野には美瑛方面の丘、青い池、カフェ、ワイナリー、温泉など、寄り道したい場所がたくさんあります。それでも旅程の中にファーム富田の時間を入れたくなるのは、景色を「見る」だけではなく、香りと風の記憶まで持ち帰れるからだと思います。朝のやわらかな光の中で歩くのか、青空が濃い昼に畑を眺めるのか、夕方に静かな色を探すのかで、同じ場所でも受け取る印象が変わります。

私にとってファーム富田は、ラベンダーが満開かどうかだけで判断したくない場所です。紫の畑に会えた喜び、ほかの花がつくる色の重なり、白樺の緑、富良野の広い空。その日にしか見られない景色を受け取りに、また別の季節、別の時間帯にも訪れたくなります。富良野へ行く予定があるなら、ぜひ少し余白のある時間をつくって、好きな一枚と好きな香りを見つけてみてください。

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