旭川・上野ファームは季節ごとに違う景色が見える|何度でも訪れたい北海道ガーデン

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旭川市で、何度でも訪れたくなるガーデンの一つが上野ファームです。花が一斉に咲く場所というより、草花、木々、池、丘、空の色が少しずつ入れ替わりながら、一つの庭が育っていく場所。私が大好きなのは、訪れる季節によって違う景色が見えることです。同じ小さな小屋と池の風景でも、春は瑞々しい緑とチューリップ、夏は宿根草の重なり、秋は花色と木々の深まりがあり、何度見ても同じ写真になりません。
上野ファームは「北海道の庭」を歩く場所
旭川市永山の田園地帯にある上野ファームは、米農家として始まった場所に家族で少しずつ庭を育ててきたガーデンです。イングリッシュガーデンを思わせる繊細さを持ちながらも、北海道の気候や広い空に似合う、のびやかで力強い植栽が印象に残ります。公式の観光情報では、宿根草を中心に多くの植物が季節ごとに入れ替わり、庭の景色が変化することが紹介されています。
春:長い冬のあとに出会う明るい色
春の庭には、北海道の長い冬を越えた植物の勢いがあります。芽吹きの緑、チューリップ、球根植物など、まだ空気に少し涼しさが残る時期だからこそ、花の色がより鮮やかに感じられます。写真を見返すと、小屋の周りに並ぶ花や柳の色が季節で全く違います。春の上野ファームは、庭がゆっくり目を覚ましていく瞬間に立ち会うような場所です。

初夏から夏:宿根草が重なり合う、いちばん賑やかな庭
初夏から夏にかけては、背の高い草花、バラ、エキナセア、ユリなどが庭に奥行きをつくります。見頃を一種類の花だけで考えるのではなく、歩くたびに花の高さ、葉の形、色の組み合わせが変わることを楽しみたい季節です。園内で足を止めると、整えられた花壇なのに野原のようにも感じられる場所があります。急いで全部を見ようとせず、気になるベンチや水辺で少し休むと、庭の音まで記憶に残ります。

秋:花と木々の色が混ざり、落ち着いた景色へ
秋は、夏の華やかさとは別の魅力があります。セダムやシュウメイギク、秋咲きのバラなどに、木々の色づきが重なり、庭全体が少し深い色合いになります。私が撮った秋の写真でも、同じ小屋の景色に秋の草花と黄緑から金色へ向かう木々が入り、春・夏とはまったく違う雰囲気でした。季節によって違う景色が見える上野ファームの良さが、いちばん分かりやすい時期かもしれません。

射的山から眺める、庭の外に続く旭川の風景
庭を歩いたあとは、体調と時間に余裕があれば射的山の方へも目を向けたいです。丘の上からは庭の外へ続く田園の広がりを感じられます。花だけで完結しない、空と土地の大きさまで含めて上野ファームの景色になるところが、この場所らしいと感じます。歩きやすい靴と、風に対応できる羽織を用意しておくと安心です。
カフェとショップも、庭の余韻を楽しむ時間
ガーデンを見終えたら、すぐ次の観光地へ移動するより、カフェやショップで少しゆっくりするのがおすすめです。草花を見たあとに温かい飲み物や甘いものを味わうと、旅の時間に区切りができます。苗やガーデニング雑貨を眺めるのも、庭の雰囲気を家へ持ち帰る小さな楽しみです。営業内容は時期により変わるため、出発前に公式情報を確認してください。
写真を撮るときに大切にしたいこと
上野ファームは、どこを切り取っても写真にしたくなる場所です。ただ、花壇に入らない、通路をふさがない、他の人が景色を楽しむ時間を邪魔しないことを大切にしたいです。私は、同じ場所を季節違いで撮るのが好きです。春のチューリップ、夏の緑、秋の草花のように、同じ構図でも全く違う一枚になります。季節ごとの変化を待てること自体が、この庭を訪ねる楽しみだと思います。
訪問前の確認と、私のおすすめの過ごし方
公開期間、開園時間、入園料、アクセス、ペット同伴や車椅子利用に関する条件は変わることがあります。必ず上野ファームと旭川観光の公式情報を確認してください。私のおすすめは、午前か午後のどちらかに二時間ほど余白を取り、庭を一周してから、気に入った場所へもう一度戻る歩き方です。季節ごとに違う景色が見える庭だからこそ、「次は別の季節に来よう」と思える余白を残して帰りたくなります。
まとめ
上野ファームは、花の名所を一度見て終える場所ではなく、春、夏、秋それぞれに違う景色が見える、何度も通いたくなる北海道のガーデンです。旭川を訪れるなら、旅程に少しゆっくりした時間を入れて、この庭の季節の移り変わりを感じてみてください。